丸井グループのエポスは過払い金発生対象のクレジットカード。
エポスキャッシング利用の時期がいつか確認できれば、ご自身が対象かどうかもわかります。
利用状況によっては、過払い金請求により、他社カードへの影響も考えられます。
これら手続き上の注意点や影響・リスクの有無を事前に確認することも大切。
こちらでは、エポス過払い金請求の発生条件や依頼前のチェックポイント、入金日や過払い金額の目安などをご紹介しています。
「対象かも?」と思う方はぜひご一読ください。
エポス過払い金が発生するには、次のふたつの条件を満たす必要があります。
1. 平成19(2007)年3月15日までにエポスと契約
2. 完済して10年を経過していない
法定金利(20%以下)の契約は過払い金の対象外。よってショッピングでいくら借りていても過払い金は発生しません。
また、すでに時効の場合、回収はほとんど不可能となります。
まずは上記2点をお確かめください。
● 平成15年7月~平成25年7月までの取引→対象 〇
● 平成23年5月~令和2年1月までの取引→対象外 ×
● 平成5年6月~平成17年3月までの取引→対象外 ×
完済している方⇒ブラックリストへの影響はありません。
返済中の方は⇒ブラックリスト登録となるケースがあります。
事務所には守秘義務がありますので、個人情報(借金の事実含む)の管理には万全を期します。
ただし、こちらが秘密厳守を徹底しても、依頼者さまの不注意により秘密が漏れる恐れはあります。
過払い金の調査費用は無料の事務所が多いです。
とはいえ、料金体系は事務所ごとに異なります。気になる方は個別に確認し、把握のうえ依頼しましょう。
●調査して過払い金が発生しないとわかった場合も調査費用は無料?
● 調査して過払い金が出るとわかったが依頼はしない、あるいは別の事務所に頼む。こんな場合も調査費用は無料?
過払い金の報酬や初期費用については、以下のページで詳しくご説明していますので気になる方はご一読ください。
エポスショッピングの返済が終わらない状態で請求する場合、過払い金との相殺となります。
電気ガス水道などの公共料金、インターネット料金、スマホ料金、その他もろもろの支払いが終わらない状態で請求する方がいます。
この場合も完済扱いにならないため注意が必要です。
過払い金発生の可能性があり、請求先は株式会社エポスカードです。
返済中での請求はブラックリスト登録の可能性があります。
これらはエポスと関連の深いカードならびにサービスです。
エポスの過払い金がどのような経過を経て戻ってくるのかご説明します。
おおむね次のようなステップです。
2024年1月1日にエポス過払い金について当事務所にご相談された場合
裁判なし (スピード回収) | 裁判なし (じっくり回収) | |
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ご相談日~調査 | 1月1日 取引履歴の開示請求 引き直し計算 | |
調査完了日 | 1月28日 | |
回収方法を選択~交渉スタート | 2月4日 | |
和解成立日 | 2月20日 | 2月20日 |
入金日 | 3月31日 | 7月31日 |
エポス過払い金の調査はご相談から1ヶ月程度で完了。
なお、相澤法務事務所では、対エポス訴訟は行いません。
訴訟を行わなくても過払い金の全額回収が可能なため、電話交渉一本に絞っています。
「スピード回収」だと、ご相談から入金まで2~3ヶ月程度。
「じっくり回収」だと、ご相談から入金まで6~7ヶ月程度です。
利息回収コースをお選びの場合、少し待ちいただくことになります。
エポス過払い金の返還率は100%。裁判する必要はありません。
一般的に、限度額が高いほど、取引年数が長いほど、過払い金は高額となります。
※限度額50万円の場合
取引期間 | 過払い金の目安 |
---|---|
1から3年 | 5万円 |
4~5年 | 15万円 |
5~10年 | 25万~50万円 |
10年以上 | 100万円~ |
※グレーゾーン金利期間中の取引に限る