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アコムに過払金請求はできる?2007年以前の借入は返還の可能性大!

2020年2月26日 公開 更新

アコムに対して過払金請求しようと考えている人の中には、自分が対象者になるのか分からない、どのような流れで過払金請求すればよいのかなどの不安を抱えている人もいるかもしれません。
今回はそういう方が悩みを解決できるように、過払金の対象になる条件や過払金請求の流れ、過払金を最大限返還してもらうためのコツなどを紹介します。


司法書士法人相澤法務事務所は2009年東京都板橋区にて開業2019年で10周年を迎える。
開業当初から「依頼者ファースト」を軸に少数精鋭スタッフにより事務所を運営。
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司法書士法人相澤法務事務所

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代表司法書士 相澤 剛

アコムで過払金請求はできるのか

アコムで過払金請求はできるのか

アコムを利用している場合、特定の期間に借入を行いすでに返済が完了している、もしくは返済を続けている人が過払金の対象となります。
では、どの期間に借り入れしていると過払金請求できるのか、対象となる条件について詳しく見ていきましょう。

そもそも過払金とは

過払金というのは、法律で決められた上限以上の金利で借入を行い、払いすぎてしまった利息のことです。
金利の上限は、利息制限法では借入額によって15%から20%の間で制限されています。
上限金利は出資法でも決められていて、2010年6月に貸金業法が改正されるまでは、29.2%が上限となっていました。
そのため、20%を超える金利で融資を行っても、29.2%以内であれば特に罰則がなかったのです。
この利息制限法と出資法の上限金利の差により、過払金が発生する可能性があります。
この利息の差をグレーゾーン金利と呼ぶのですが、2010年6月に貸金業法が改正によって対策がされたため、それ以降はグレーゾーン金利での貸付は禁止されています。

アコムでは2007年以前の借入は返還の可能性が高い

過払金の対象となるのは、法改正される前に利息制限法で決められた上限以上の金利で借入をしていた人です。
アコムは、2007年6月まで、利息制限法で決められた上限以上の金利で融資を行っていました。
その時の金利は27.375%で、20%を超えるグレーゾーン金利となるため、過払金請求をすればお金が戻ってくる可能性が高いのです。
2007年6月18日には金利の見直しを行い、適正な金利で融資を行うようになったため、それ以降の借入で過払金が発生していることは基本的にありません。

2009年にアコムに吸収合併されたDCキャッシュワンは、法改正される前から利息制限法で決められた範囲内の金利だったため、グレーゾーン金利が存在していた期間に借入をしていた場合でも、過払金が発生している可能性は低いでしょう。
借入していた時期などによって過払金が発生しているかどうかが変わるので、返還される可能性が高い条件を把握しておくことが大切です。

アコムに過払金を請求できる条件とは

アコムに過払金を請求できる条件とは

グレーゾーン金利でアコムと取引をしていた、返済を行っていた人は過払金請求の対象となります。
グレーゾーン金利は20%以上という、利息制限法で決められた金利上限を超えた金利なので、利息を払いすぎている可能性が高いです。
ただし、時効を迎えていないことが条件です。
過払金請求には、借金を完済してから10年という時効が存在します。
そのため、どんなに過払金があっても10年を過ぎてしまうと、過払金請求することができません。
本来取り戻せるお金が戻ってこなくなるので、過払金が発生している可能性がある方は、10年経つ前に手続を行うようにしましょう。

アコムの過払金請求の返還率と返還期間

アコムの過払金請求の返還率と返還期間

過払金請求するなら、少しでも多くお金を取り戻したいと考えている方も多いでしょう。
しかし、返還率を重視すると裁判を行う必要があるので返還期間が長くなってしまいます。
返還期間は和解・任意交渉したほうが早くなります。
返還率を重視するか、返還期間の早さを重視するかで、方法を変える必要があるというわけです。
では、和解・任意交渉した場合と裁判をした場合で、返還率と返還期間はどの程度変わるのか見ていきましょう。

和解・任意交渉での返還率と返還期間

過払金請求は、アコムと交渉して和解が成立すれば裁判をする必要はありません。
過払金請求をするとアコムから過払金をどの程度返還するかの提案があります。
それをそのまま受けるか、過払金を再計算してもっと高い返金を求めるかで返還期間は変わります。
一番返還期間が短いのはアコムの提案を受け入れた場合です。
返還率は低くなってしまいますが、2ヶ月から4ヶ月程度の短い期間で過払金を取り戻せます。
和解に応じると返還率は最大でも70~90%程度です。
全額返還されることは基本的にないので、返還率が低くなっても過払金の手続を早く終わらせたいという方に向いた方法です。

裁判時の返還率と返還期間

アコムから提案された返還額が少ないと感じた場合は、提案を受けずにより高い金額を求めることもできます。
過払金を対象の範囲内で交渉を行うことになりますが、その場合は裁判になる可能性が高くなります。
裁判になった場合、和解・任意交渉よりも返還期間は長くなってしまいます。
状況によって変わりますが、6ヶ月近くかかってしまうケースもよくあります。
しかし、裁判を行えば返還額が増える可能性が高くなります。
交渉次第では、100%の過払金が戻ってくるだけでなく、過払金に対する利息まで返還してもらえることがあるので、返還額を少しでも多くしたい方は裁判を検討してみるのもよいでしょう。

アコムに過払金請求した時のメリット・デメリット

アコムに過払金請求した時のメリット・デメリット

過払金請求をすると、メリットだけではなくデメリットが発生するケースもあります。
そのため、過払金請求にはどういうメリット・デメリットがあるのか理解しておくことが大切です。
ここからは、過払金請求するメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。

過払金請求のメリット

過払金請求する大きなメリットになるのは、やはり過払金が戻ってくることです。
過払金のことを知らなければ、本来手にすることがなかったお金が入ってきます。
完済している人ならその分が全て自分のお金になりますし、返済中の人なら返還されたお金を返済に充てることもできます。
しかし、完済してから10年経つと時効が成立してしまい、請求ができなくなるので注意してください。
家族が亡くなり借金を相続してしまって困っている方もいるかもしれません。
知らない人もいるかもしれませんが、相続人であれば過払金請求することができます。
借金をしていた本人が亡くなってしまっても、過払金を取り戻せる可能性があるので専門家に相談してみることをおすすめします。

過払金請求のデメリット

過払金請求をすると、アコムから再度借り入れできなくなります。
これはデメリットになりますが、他の消費者金融や銀行から借り入れすることは可能なので、アコムからしか借り入れしたくないという特別な理由がなければ、大きなデメリットにはならないでしょう。
ただし、借入が残っている状態で過払金請求すると、ブラックリストに載ってしまう可能性があり、他からの借入も難しくなる可能性があるので注意してください。

アコムに過払金を請求してから返還までの流れ

アコムに過払金を請求してから返還までの流れ

過払金請求をする時は、まず過払金の額を把握し、貸金業者との交渉または裁判を通して返還してもらうという流れになります。
個人で行う場合も弁護士や司法書士に依頼する場合も、基本的な流れは同じです。
返済の取引履歴を確認しながら請求書を作成する、過払金請求の対象になる期間はあるかなどの話し合いをしながら手続を進めます。
では、アコムに過払金請求をした場合、返還までの細かい流れはどうなるのか詳しく見ていきましょう。

取引履歴を取り寄せる

過払金対象になるか確認するためには、取引履歴をもとに計算を行わなければなりません。
そのため、まずはアコムの相談窓口に連絡して、取引履歴の開示要求を行う必要があります。

過払金の引き直し計算をする

取引履歴が開示されたら、それをもとに過払金の引き直し計算をします。
自分で計算する方法と、弁護士や司法書士に依頼して計算する2つの方法があります。
無料計算ソフトもあるので、それを利用して自分で計算すればコストを抑えて引き直し計算ができます。
しかし、計算ミスの可能性もあるので注意してください。
計算ミスがあると本来取り戻せる額よりも少なくなってしまうケースや、過払金請求を断られてしまうこともあります。
そういったリスクをなくすためにも、引き直し計算は弁護士や司法書士に依頼したほうが安全です。
専門家なら正確に計算してくれるので、計算ミスによるリスクも少なくなります。

過払金の請求書を送付する

引き直し計算を行い、過払金があることが分かったら、請求書を作成しアコムに送付します。
請求書を送付するまでは、アコムとの協議も支払いも発生しません。
過払金請求書をどうやって書けばよいのか解説しているサイトも多くあるため、それを見れば自分で作成して送付することも可能です。
しかし、過払金請求書の書き方には細かなルールがあるため、自信がない方は弁護士にお願いして作成を代行してもらったほうがよいでしょう。

話し合い・和解交渉

過払金請求請求を行うと、アコム側から返還率などの条件を提示されます。
その条件を見て提示を受け入れるか裁判に持ち込むか決めることになるのですが、和解するか裁判をするかで、過払金が返還されるまでの期間や返還率が変わるので注意してください。
また、裁判になると別途裁判費用がかかってしまうので、その点を考慮しながら決める必要があります。

過払金の返還

過払金請求をして、アコムとの話し合いや裁判が解決すれば、アコムから過払金が返還されます。
お金は指定した口座に支払われるので、自分が持っている口座の中で利用しやすいものを指定しておくとよいでしょう。
弁護士などの専門家に過払金請求を依頼した場合は、別途相談料や成功報酬が必要になります。

アコムから過払金を最大限返還してもらうコツ

アコムから過払金を最大限返還してもらうコツ

アコムから少しでも多くの過払金を取り戻したいなら、弁護士や司法書士に任せることをおすすめします。
自分でアコムとの交渉を行ったり、必要な書類を作成したりするのは手間と時間がかかります。
また、過払金を取り戻すためには、たくさんの過払金請求者と交渉を行ってきたアコムの担当者と交渉しなければなりません。
そんな担当者と専門的な知識の少ない素人が渡り合うのはかなり大変です。
自分で交渉を行うと過払金が少なくなってしまう可能性もあるので、過払金を最大限返還してもらいたいなら専門家に任せたほうが安心して交渉を進められます。

アコムの過払金は請求しないと損!

アコムの過払金は請求しないと損!

過払金は本来支払う必要のないお金なので、過払金請求をしてもデメリットになることはそれほどありません。
取り戻せるお金があるのに過払金を請求しないのは損です。
アコムも2007年以前にグレーゾーン金利で融資を行っていたことがあるので、過去にアコムから借り入れしていた人は、過払金があるかどうかだけでも確認しておいたほうがよいでしょう。

どれくらい戻ってくるのか?