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アコムへの過払い金請求。訴訟と和解のデメリット2019

クレジット・消費者金融のなかでも、アコムは過払い金請求の対応件数がもっとも多い業者として知られます。

過去にアコムから法定外利息で融資を受けた方は、過払い金の対象。
まだ請求がお済でない場合は、返還率や回収期間、デメリット・リスク、手続きの流れなど気になるところでしょう。
結論を先にいえば、アコムからの過払い金回収はそれほど難しくなく、裁判で元金100%を取り戻せます
デメリットについては、完済した方と返済中の方で事情が異なるため、それぞれの立場で必要な情報を集めるようにしましょう。
今回は、アコム過払い金交渉のポイントをお伝えするとともに、「アコム過払い金請求 Q&A」と題して本テーマに関するさまざまな疑問にお答えします。

アコム回収額・裁判ありとなしを比較!

メジャーな金融業者であるアコム相手の過払い金交渉は、それほど難易度の高いものではありまあせん。
やり方次第では、元本を満額取り戻せます。
まずは依頼者のほうで、「完全回収」を望むか、それとも「スピード解決」を望むか方向性を定め、その意思を依頼先の事務所に伝えてください

アコムはメガバンク系の金融業者

ご存知アコムは大手の消費者金融であり、三菱UFJ銀行グループ傘下の優良業者です。
豊富な資金力があり、しかも銀行グループというブランドを背負っています。
それゆえに、過払い金請求に対して、「なるべく穏やかに解決」したいという方針。
これには、出資元である三菱UFJ銀行の意向が色濃く反映されているとみてよいでしょう。
アコムが銀行グループゆえの特徴であり、このあたりはアイフルやシンキといった小規模の金融業者と明らかに事情が異なります。

裁判和解であれば元本満額戻ってくる

相澤法務事務所でのアコム交渉実績を踏まえ、返還割合および回収期間について、「裁判なし」と「裁判あり」とでみていきましょう。

裁判なし

● 返還割合:80%
● 回収期間:2ヶ月

請求書をアコム宛てに発送し、主に電話で和解交渉を進めます。
いわば「返してください」と言葉で申し伝えるだけで、迫力に欠ける面は否定できません。
この方法だと、回収額は元本の8割が限界です。
ただし、交渉自体はすんなりと運び、数日で和解でき、入金もはやいでしょう。

裁判あり

● 返還割合:100%+過払い金利息
● 回収期間:4~6ヶ月

交渉の場を法廷に移すと、アコム担当者の対応は急変します。
最高裁の判決で、「過払い金額は全額回収」という判例が示されたため、どうあがいても逃げようがないからです。
ここでアコムはあっさり白旗を挙げ、すなおに元金の満額返還に応じてくれます。
払い過ぎの利息が100万円あれば、100万円が戻ってくるのです。
任意和解のお金と比べ、その差は20万円。
またアコムの場合、遅延損害金として付される過払い利息も、半額程度取り戻せる公算が高いでしょう。
デメリットといえば、返還までの期間が多少遅れることくらいです。
急な入用にでも迫られていなければ、裁判をうまく使って取り戻すことをおすすめします。

回収額は、「どんな交渉を望むか」で決まる

「全額払うのもやぶさかではないが、可能であれば返還額を減らしたい」
「裁判を打たれたらどうしようもないから、元本は満額払うことにしよう。そして穏便に解決しよう」
これがアコムの本音です。
任意和解なら8割程度、裁判和解なら元金満額の返還。
少なくとも相澤法務事務所では、アコム過払い金交渉に関してこのような結果が出ています。
ただし、依頼者のすべてが100%の結果を望むわけではないでしょう。
「半年も待っていたら家賃滞納でマンションを追い出されてしまうから、なるべくはやくの決着をお願いします」
このように、事情があって早期にお金が必要な場合は、最初から任意和解する方針で臨むのが妥当かもしれません。
いずれにしても、どのような交渉スタンスを希望するのかを事務所サイドにお伝えください。
相澤法務事務所では、スピード解決を望むか満額回収を望むか、依頼者のニーズに合わせて交渉を進めてまいります

まずは相談・取引履歴を調べて戻り額を確定

過払い金請求を希望する場合、まず弁護士・司法書士事務所への相談からはじまります。
そこから「取引履歴の開示→計算→過払い金額の確定→交渉スタート」という流れが一般的です。

まずは電話などで相談

まずは電話・メールなどで簡単にお話を聞かせてもらいます。
相澤法務事務所では、この段階で「調査通知」「受任通知」のいずれかを業者に発送します。
「過払い金請求するかどうか分からないけど、とりあえず調べてほしい」という方は調査通知をお申し出ください。
受任通知は、正式に手続きを受任した旨を知らせるものです。
過払い金が出るかどうかは、取引履歴を調べてみないと分かりません。
返済中の方だと、調査の結果、過払い金は出るものの債務整理になる可能性もあります。
受任通知を受けた業者は、依頼者のブラックリスト登録の手続きを進めるため、その点だけはご注意ください。

取引履歴の開示

取引履歴の開示請求で、アコム取引内容の詳細を記録したデータが開示されます。
書類送付だと、請求から3週間ほどかかるでしょう。
ただし、取引履歴は個人で取り寄せることもできます。
アコムに電話して取引履歴の開示を請求すれば、店頭でも受け取れます
書類送付よりこちらのほうがスムーズなため、お急ぎの方はおすすめです。

取引履歴ではまず契約期間をみる

アコム過払い金が出るかどうかは、新規契約の日がいつかをみれば見当がつきます。
アコムが現行法の法定金利に設定したのは、2007年6月18日です。
これ以降に新規契約した方は、過払い金請求の対象外となります。
1日でも前に契約した方は過剰な利息を払っている可能性が高いため、詳しく調べてみるのがよさそうです。
取引の記憶があいまいだと、いつから契約したのかはっきりしないケースも多いでしょう。
そんなときは、まずご自身で取引履歴開示を請求し、取引期間が法定利息外の期間と重なるかどうかを調べてみるとスッキリします。
はっきりと分かった段階で動き出せば、出ない状況で無駄に事務所を探すこともありません。

過払い金額の計算・金額の確定

取引履歴の内容をもとに、過払い金がどれくらい出るのかを計算します。
正確な計算結果を出すためにも、1週間ほど期間をいただいて調査し、計算結果が分かり次第すみやかにご報告します。

計算は自分でもできる?

アコム過払い金額は事務所に依頼してもよいですし、ご自身でトライされても構いません。
払戻金の正確な金額は、簡易的な計算ソフトを使うことで簡単に判明します。
インターネット上にはそうしたアプリや計算ツールが多く出回っているため、比較的容易に過払い金額を把握できるでしょう。
なお相澤法務事務所でも、オリジナルの計算ソフトを開発し、誰でも無料で使えるよう公開していますので、ご自由にお使いください。

事務所に来ていただき、面談

正式にご依頼される場合は、弁護士・司法書士との面談が不可欠です。
これには本人確認の意味もあります。
加えて、詳細な回収見込みと料金、手元に残る金額の目安をご説明します。
面談の場で「スピード解決」か「満額回収」かご要望を伝えていただければ、その内容に沿ってアコムとの交渉を進めてまいります。
なお、来所が困難な場合は、出張面談サービスのご利用も可能ですので、遠慮なくお申し出ください。

交渉開始! 戻ってくるまでどれくらい?

過払い金額が判明し、回収方針を定めたら、いよいよ業者との交渉です。
入金までの期間は、裁判する・しないで異なります。

返還交渉

「一刻もはやい和解を」というのであれば、金額を提示してすぐ和解に入ります。
「時間がかかってもいいから全額取り戻したい」この場合は裁判を視野に交渉を進めます。
それぞれどのような流れになるのかを比較してみましょう。
例:元本100万円・利息20万円の場合

請求書一枚でスピード和解!

優良企業のアコムとはいえ、裁判もしないで過払い金の満額回答は期待できません。
早期和解を望むなら、こちら側が妥協する必要があります。
アコムの場合、7、8割の額を提示した請求書を送付すれば、和解に応じてくれる傾向です。
額で折り合いが付けば、あとは入金日を定めるだけ。
報酬額を差し引いた分がお客様の口座に振り込まれます。

じっくり腰を据え訴訟和解!

時間が多少かかっても100%の回収を望むなら、裁判を打つべきです。
この場合は開始早々から裁判の手続きをはじめるのが得策です。
裁判は申立→第1回公判と手続きを踏む必要があり、少し時間がかかります。
いったん訴訟がはじまれば、もつれることはなく、アコムはあっさり折れて全額返還に応じてくれます。
交渉開始から和解までは2ヶ月程度とみてよいでしょう。

入金

入金額も、裁判なし・裁判ありで異なります。
裁判をすれば、事務所へ支払う報酬額が増えるからです。

過払い金報酬・成功報酬ガイドライン
裁判なし:上限20% 裁判あり:上限25%

裁判なし

アコムとの任意和解で戻ってきた金額は8割の80万円。
相澤法務では、基本報酬なしの成功報酬18%を料金として設定。
報酬額14万4,000円を差し引いた65万6,000円が振り込まれます。
和解から入金までは、およそ1ヶ月です。

裁判あり

裁判和解で、アコムから元本100%の100万円、利息半額の10万円を回収。
相澤法務では、裁判和解の報酬を23%に設定しており、利息額と合わせて依頼者の手元に戻るのは87万円となります。
訴訟和解の場合、和解から入金までは2ヶ月程度です。

報酬が高い事務所に頼むと回収額は↓

訴訟に持ち込みさえすれば、アコムから過払い金元本満額を回収するのは難しくありません。
気をつけたいのが、事務所へ支払う報酬です。
報酬の高い事務所に頼むと、手元に残る金額も減ってしまいます。

基本報酬なしの事務所を選ぼう

弁護士・司法書士の過払い金報酬ガイドラインでは、決められた報酬金以外の手数料はもらってはいけないことと定めています。
持ち出しは原則ゼロ、請求してよいのは「基本報酬」と「成功報酬」のみです。
基本報酬は1社あたり上限5万円。
成功報酬は、回収額の20%(裁判和解は25%)まで請求してよいという決まりです。
依頼者からすれば、事務所に支払う報酬は少ないほうがうれしいはず。
基本報酬を1社あたり請求する事務所に依頼すると、手元に残る金額は大幅に減ってしまうでしょう。

【元本100万円の過払い金請求の場合】

相澤法務事務所 大手事務所
基本報酬 なし 1社5万円
自己破産 裁判なし18%・裁判あり23% 裁判なし20%・裁判あり25%
手元に残るお金 65~87万円 51~70万円

基本報酬があるかないかは、大きな差です。
もともとの請求金額が少ないほど、そのダメージは大きくなるでしょう。
大手事務所ほど、基本報酬を請求する傾向です。
事務所を選ぶ際は、知名度だけを基準にせず、費用もきちんと調べたうえで依頼してください。

着手金やオプション費用にも注意

着手金・オプション費用などの請求は、ガイドライン違反に相当します。
有名で安心感があるとはいえ、そのような事務所に依頼すべきではありません。
余計な費用まで取られると、入金額は大幅に減少します。
気をつけたいオプション費用の項目は以下のとおりです。

● 振込代行手数料
● 訴訟手数料
● 出張面談料
● 通信費
● 事務手数料

1社につき1,000~1万円を請求されることもあるため、不透明な費用を設定しているところは選択肢から外しておきましょう。

アコム過払い金にデメリットはある?

アコムを相手に過払い金の請求をして、何かしらのデメリットを懸念する方もいるかもしれません。
過払い金請求はグレーゾーン金利時代の利息を返還する手続きに過ぎず、依頼者側が気にするような要素はあまり見当たりません。
回収メリットを上回るようなデメリットがあれば請求しないほうがよいでしょうが、実際にそのような大きなデメリットは皆無です。

アコム過払いでカードはどうなる?

アコムに過払い金請求すると、アコムカードは解約となり、その後の利用はできません。
完済している状態であれば、カードが利用できないとしても大きな影響はないでしょう。
返済中の方は、過払い金で残債を完全に相殺できない場合、任意整理扱いとなります。
また、アコムカードにはショッピング機能が付帯されているものもあり、ショッピング枠に残高があれば完済扱いになりませんので注意してください。

ブラックリストに載る?

返済中の過払い金請求で気をつけたいのが、ブラックリスト登録です。
ショッピング枠を含む残債を、過払い金額との相殺でゼロにできない場合、任意整理となります。
債務整理情報はブラックリスト登録の対象であるため、その後5年間はローンサービスの利用ができなくなります。
ブラックリスト登録を避けたいのであれば、完済を終えてから過払い金請求をしてください。
完済してからの請求は、ブラックリストとは一切無縁です。
「アコムからの借金はすべて返済している」
「アコムカードはすでに解約、今後も使う予定はない」
このような状況の過払い金請求者であれば、デメリットなど気にせず依頼してよいでしょう。

アコム過払い金請求 Q&A

アコムは2007年6月17日まで、高金利で貸し付けを行っていました。
6月18日以降は正常金利のため、それ以降に新規契約を結んで融資を受けていた方は対象外です。
2007年6月17日までにアコムと契約してお金を借りた人は、とりあえず無料診断を受けましょう。
「1日だけの利息ならたいして戻ってこないだろう」と思われるかもしれませんが、該当者で法定金利の切替がいつ行われたのかは調べてみないと分かりません。
また、記憶違いの可能性もあるため、正確を期すためにも取引履歴を取り寄せて調べることをおすすめします。
データの取り寄せは自分でもできますし、事務所への依頼でも構いません。
事務所にお願いするなら、正確に、誠実に調査してくれるところを選んでください。
なかには、アルバイトのオペレーター対応で、いい加減な受け答えで済ます事務所もあります。
スタッフ教育がしっかりされていなければ、利息切替の正しい日付も答えられない可能性があります。
「過払い金請求できたのに、スタッフの教えた日付が間違っていたから対象外だと勘違いして請求しなかった」という事態も想定されるのです。
そんな事態を避けるためにも、事務所はしっかり比較検討して選んでください。

「取引履歴の開示をお願いします」とアコムに電話して理由を聞かれても、「内容を知りたいから」と答えればよく、それ以上詳しく説明する必要はありません。
理由以外で答えるのは氏名と住所くらいです。
「過払い金請求のため」などの説明も無用。
アコムも詮索などしこないため安心してください。
また、アコムは店舗受け取りにも対応しています。
店舗開示であれば、最短1日で取引内容を把握できるでしょう。
郵送請求だと、1ヶ月くらいかかるため、お急ぎであれば店舗に足を運んで直接受け取ってください。
その際、「店舗まで履歴情報を取りに行きますので、準備しておいてもらえますか?」と連絡しておけば、担当スタッフが書類を用意して待ってくれます。
店舗受け取りサービスは、アコムならではの対応です。
しかもアコムは駅前などアクセスのよい場所に店舗を構えるため、遠方の方でも不便しません。
忙しくて時間がとれない方や、時効が迫って一刻の猶予を争う方にとってはありがたい対応です。
過払い金が出るかどうか少しでも気になる方は、取引内容を調べてスッキリさせましょう。

アコム借入口座に端数の残高が残っていても、それをもって未済とはなりません。
そのため、最後の返済を終えて残高に少額残っている状態での過払い金請求は、完済後の請求扱いです。
最後の返済を終えた後、残高に100円、200円残っていても気にせず請求できます。
なぜこのような措置になるかといえば、アコムはATMでの返済方式を採用しており、端数額の返済ができないシステムなのです。
要するにアコム都合で返せない仕組みのため、小銭程度の未済分については問われません。
なお、完全に残高をゼロにしようと思ったら、窓口に出向いて処理することになります。
また、完済後もカードだけ残って解約が済んでいない状態も考えられます。
もうそのカードを使うことがないのであれば、アコムに電話を入れて解約を申し込みましょう。
使用でいないカードは、ハサミを入れて裁断するなどきちんと処分することをおすすめします。

ブラックリストの登録要件は次の3つです。

1. 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
2. 60日以上の長期滞納
3. 契約ルール違反

信用情報機関への事故情報の登録は、銀行を含む金融業界全体のルールで行われます。
そのため、アコムが自社の都合で「過払い金請求した人はブラックリスト」などと決めることはできません。
完済を終えた人は、優良なクレジットヒストリーとして履歴に残ります。
いわばブラックリストとは正反対の情報といってよいでしょう。
ただし、返済を終えていない段階での過払い金請求には注意が必要です。
過払い金額で残債を完全相殺できなければ、債務整理扱いとなりブラックリストに登録されます。
ちなみに、ブラックリスト登録になると次のような制限がかかります。

● クレジットカードが作れない
● カードローンを利用できない
● 住宅ローン・教育ローン・自動車ローンなど各種ローンを利用できない
● 新規契約したスマホの分割払いができない

もし余裕があるのでしたら、完済を終えてから過払い金請求の手続きに入ることをおすすめします。

アコムと三菱UFJ銀行は同じグループのため、過払い金請求の影響を懸念されるかもしれませんが、そのような心配はいりません。
アコムを相手に請求訴訟を起こしても、それが理由で三菱UFJ銀行から融資を断られることはないとお考えください。
もちろん、銀行口座やデビットカードも作れます。
住宅ローンは銀行の主力商品のひとつであり、返済力に問題のない方であれば申込みは歓迎されると考えるのが常識です。
そもそも、同じグループとはいえアコムと三菱UFJ銀行は別会社。
コンプライアンスの関係上、アコムが銀行に無断で個人情報を流しているなど考えられないことです。
「同じ三菱グループから、ローン融資を受けるのは何だか気まずい」というのであれば、三井住友銀行の住宅ローンでもよいですし、ほかの銀行や信用金庫のローンでもよいでしょう。
住宅ローンの審査で影響を受けるのは、債務整理したときです。
完済後の過払い金請求は債務整理ではありませんので、混同しないよう注意しましょう。

過払い金請求の手続きや交渉は、すべて弁護士・司法書士事務所が代理してくれます。
業者から連絡があったとしても、すべて事務所を通して伝わるようになっているため、業者と直接コンタクトを取ることはありません。
アコムから電話がかかることがあれば、それはおそらく滞納したときでしょう。
しかも職場ではなく、自宅か携帯電話にかかってきます。
無法な取り立てが許されていた時代と異なり、業者も表立って違法な請求や督促はできません。
そんなことをしてもアコムには何の利益もない話です。
アコムが取る手段は、脅しではなく法的な手続きで、滞納に対しては差し押さえなどの強硬手段が選ばれます。
返済が遅れるようであれば、事情を説明し、「遅れます」と電話を入れるようにしてください。
もっとも悪いのは、無視することです。
たとえ10日だけ遅れる場合でも、きちんと連絡しましょう。
延滞が長期化すれば、ブラックリスト登録となり、新たな融資を受けられなくなります。
自宅や預貯金の差し押さえになる場合もあるため、督促に対しては誠意ある対応をみせるのが一番です。

過払い金請求ができない理由は、主に次の3つ。

1. 分岐点より後の契約(アコムの場合2017年6月18日以降)
2. 時効(完済から10年)
3. 請求先企業の倒産

まだ返し終わってない段階でも、過払い金の請求はできます。
仮に残債を払い戻しの金額が上回れば、すべて相殺となり完済扱いです。
「50万円借金があったけど、過払い金の100万円で完済できた」実際にこのような例はたくさんあります。
「借金が苦しくて先行きがみえない」そうであれば、まず取引履歴を取り寄せ過払い金の有無を調べてください。
過去の超過支払い分がここに来て役に立つかもしれません。
反対に、過払い金が残債額に達せず、借金が残ることもあります。
返済額が少しでも減って楽になるかもしれませんが、ブラックリスト入りは免れません。
クレジットカードや各種ローンサービスを利用できなくなり、カード愛好者は不便を感じるでしょう。
アコム過払い金請求は返済中でもできますが、きちんとデメリット・リスクを踏まえることが大切です。
また、事務所選びも大切なポイント。
手続きがルーズな事務所だと、債務と過払い金の関係もろくに調べず、すぐに受任通知してブラックリスト入りをはやめます。
これでは依頼者が不必要なデメリットを被るため、事務所選びは念入りに行ってください。。

過払い金が戻ってきても、事務所に支払う報酬費用が高すぎるあまり恩恵を受けない方もいます。
料金が高すぎる事務所に依頼してしまうと、そのような不運に見舞われるわけです。
「A事務所とB事務所で、報酬金額が10万円も違う」このようなケースは珍しくありません。
弁護士・司法書士の報酬として許される基本報酬は、1社あたり5万円請求が相場です。
基本報酬と設定するところとそうでないところとでは、その時点で5万円の開きがあります。
アコムのほかにも請求業者がいれば、5万円では済まなくなるでしょう。
できるだけ費用を抑えて、手元に残る金額を多く確保したければ、基本報酬を請求しない事務所を選ぶこと。
成功報酬も相場より安く、着手金やオプション費用も請求しない事務所だとなおリーズナブルです。
傾向として、コマーシャル出稿量の多い大手事務所ほど、費用が高くつきます。
相変わらず大手事務所の勢いが続いていますが、実際は高い費用と雑な対応に泣かされている依頼者も少なくないのです。
事務所を探す際は、知名度だけを参考にせず、料金・実力・人柄など総合的に判断してください。

アコム過払い金での返還期間は、裁判なしで2~3ヶ月、裁判ありで4~6ヶ月です。
なかには、1年以上の長期化を懸念される方もいるでしょうが、過払い金訴訟でそこまで長引くケースはほとんどありません。
アコムの場合、2回目公判まで進むことはなく、1回公判で終わります。
確かに今すぐにでも現金が欲しいという方は、「半年間も待てない」と思うでしょう。
その場合は、返還額を妥協してでも入金をはやめてもらうより仕方ありません。
半年間を長いと感じるかそうでもないと感じるかは人それぞれですが、入金を前倒ししただけで返還額2割の減少は覚悟してください。
金額を重視するか、はやめの入金を優先するかは、それぞれの立場から判断してもらうことになります。
とくに切羽詰まった状況でなければ、じっくり腰を据えて交渉に臨み、本来戻るべきお金を取り戻す方法の選択をおすすめします。
過払い金請求のチャンスは、1度きりです
「やはり全額取り戻したくなったので、やり直せませんか?」といっても通らないため、どのような方法で交渉を進めるかは慎重に判断してください。

一般的に、過払い金請求で「スピード解決」と「満額回収」は両立しません。
アコムは三菱グループの大手金融であり、戻りも比較的よい業者です。
それでも、経営の足かせとなる過払い金請求訴訟には難色を示します。
もし裁判なしの全額回収に1度でも応じれば、悪い前例(アコムにとっての)を作ってしまうことになり、その調子で請求されると返還予算は途方もない金額に膨れあがることに。
そのような経営上の理由もからむため、電話交渉だけで簡単に折れれない、とみられるわけです。
「裁判せず、スピーディに払いすぎた利息をすべて取り返す」。
これが理想であることはいうまでもありません。
その一方で、業者の思惑や返還方針にも目を配り、柔軟に対応する姿勢が求められます。
なお、業者の過払い金請求に対するスタンスは、時代とともに変遷してきた歴史があります。
今後、業界の事情が変われば、それにともなう変化もみられるかもしれません。
業者の対応が柔らかくなるのか、硬化するのか、それとも現状維持かは予測が難しいのですが、いずれにしても相澤法務事務所としては依頼者ファーストで最善を尽くしてまいります。

アコムは大々的にテレビCMも行っている消費者金融大手の会社、当時から利用者が多かったので多くの人に過払い金が発生しています。
過払い金請求への対応は業者ごと大幅に異なり、ほとんど回収できない業者等もありますが、他社と比べ比較的良心的な対応です。過払い金請求計算無料相談センターではアコムへの過払い金請求をスピード解決できるよう努めております。

アコムでの過払い金発生時期の目安

2007年6月以前から取引があった場合に過払い金が発生する可能性あり

アコムで借金をしている人全てに過払い金が発生しているわけではありません。
過払い金が発生する取引というのは、過去18%以上のキャッシング(25%~29%が多い)利用者が対象であり、18%以下の契約では過払い金は発生しません。

アコムも2007年6月17日までは、グレーゾーン金利という利息制限法を超える利率で取引を行っていましたので、過去に利用したことがある方は過払い金が発生している可能性があります。
逆にいうと2007年6月18日以降に借入を新規で開始した場合には過払い金が発生する可能性は低くなります。

Memo

※良く勘違いされてしまうのが、自分は2006年からの借入だから1年分しか過払い金が発生していない・・・と考えてしまいがちですが、以前から取引していた場合にすべての人が2007年6月18日に一斉に金利が下がったわけではありません。
現在も最初の契約どおりの高金利で取引を続けている方もいらっしゃいます。

相談者の中には現在や過去の利息を覚えていない方も少なくはないですが、現在ではアコム含めどの業者も問い合わせれば取引履歴を開示してくれるため簡単に調査可能な状況です。
過払い金はアコムに限らず多くのキャッシング・カードローンで返金対象のためまずは調査してみることをオススメします。
過去に利用したことがある人は金利の引き直し計算をする価値があります。

アコムでの過払い金回収までの期間

皆さんがスピーディな解決を希望するか、できるだけ満額に近い回答を引き出すことに重点を置くかで戦略を変え期間までの期間も変わります。
任意交渉では過払い金全額の回収は難しいですが返金までは早い傾向、全額回収を目指すなら訴訟が必要になりますが返金までは時間がかかる傾向です。

取引履歴到着まで
平均14

受任通知送付から取引履歴到着まで平均14日です。
他の業者で取引履歴を取り寄せると早いところでは1週間、遅いところでは3ヶ月かかりますので、取引履歴の送付までは比較的はやい業者と言えるでしょう。

請求書送付~和解成立まで
平均7

アコムへ請求書を送ってから和解が成立するまでの当事務所での平均は7日~14日です。
和解成立までの期間も他の業者と比べはやいです。

和解から返金まで
平均30

返金までの期間は和解内容にもよりますが、和解から1ヶ月~3ヶ月での返金となります。
和解から1ヶ月後の返金というのも他の業者よりもはやい対応です。
時期的なものもありますが早い場合は依頼~ご返金まで1ヶ月強でお手元にお金をお返しできます。

日数まとめ
平均51

アコムへの過払い金請求をした場合にかかる期間としては以上のとおりです。
受任~返金までのすべての過程においてはやい対応をしてくれる業者です。

当事務所での2016年の直近の解決事例
受任日 履歴開示 入金日
8/23 9/2 9/30
8/8 8/24 9/30
8/3 8/17 12/29

上記のとおり、タイミングにもよりますが、早ければ依頼から1ヶ月でご返金となり、裁判等で遅くなると5か月ほどでのご返金となります。

アコムからの過払い金回収(和解・訴訟)

過払い金を回収するには裁判を通さずに任意の話し合いで和解をする方法と、裁判所を通して請求をする方法があります。2つの請求方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

和解

  • 元金80
  • 2ヶ月後の返還

元金の
80%

アコムと和解をする場合、他の事務所HP等を参考にすると元金の80%ほどで和解となることが多いようです。
しかし全額の返金はできませんので金額に納得がいかない場合には訴訟を選択することになります。
和解の場合の元金は「利息非充当計算」での元金です。

訴訟

  • 満額
  • 4~6ヶ月後の返還

元金の
満額+α

和解金額では納得いかないという場合には訴訟が必要になります。
しかし裁判をするとなるとやはり時間はかかります。アコムの場合、第2回期日前に和解となることが多いです。
争点がない場合でも4~6ヶ月程度返還までに期間がかかります。争点がある場合はアコム側も弁護士をたててきますので、回収まで更に期間がかかることになります。

Memo

利息充当計算とは

過払い金には年5%の利息が付きます。
その利息と借入元本をその都度相殺することを充当計算と言い、利息を充当しない計算方法を非充当計算とか棚上げ計算と言います。充当計算の方が過払い金は増えることになります。

アコムとの取引期間が長ければ過払い金の利息も多額になり、利息だけで数十万円から数百万円になることも珍しくありません。
※裁判をしても代理人が訴状の作成や裁判所への出頭を行いますので、依頼者の方が裁判所に行く必要はありません。

アコムへ訴訟した場合の争点

アコムへ過払い金請求訴訟をした場合、当然アコム側も争ってきます。
取引内容によって、どのような点で争ってくるのかは異なります。
アコムと裁判をした場合に争いとなる点を挙げていきます。

取引の分断

一度完済後に、アコムとの取引がない空白期間を経て、次の借入をしている場合に、取引の分断と一連計算が問題になります。

悪意の受益者問題

過払い金には年5%の利息が付きます。
これはアコムが、過払い金が発生していることを知りながら返済を受け取っていた(悪意の受益者)場合は、民法上の利息を付けて返済しなければならないとなっているので、利息までを請求できることになります。
アコムが悪意の受益者であることが前提の条件になりますので、この点はアコムも争ってきますが、原則悪意の受益者でないことの証明はアコム側が行わなければならず、その証明が非常に難しいことから、多くの場合利息まで回収することが可能となっています。

アコムへの過払い金請求固有のデメリット

過払い金請求にも少なからずデメリットがあります。
主な内容としては借入が残っている場合は債務整理になりブラックリストに載る可能性があるということですが事例ごとに見ていきます。

三菱東京UFJ銀行問題

銀行のカードローン等では保証会社というものが付きますが、ほとんどの銀行では消費者金融や信販会社が保証会社になっています。
アコムが保証会社になっている銀行は、三菱東京UFJ銀行カードローンやセブン銀行、じぶん銀行、その他地方銀行があります。
アコムへ過払い金請求する際に、銀行借入の保証がアコムだと問題が起こる可能性があります。
銀行の借金をアコムが代わりに支払い、過払い金と相殺する可能性があります。その際に一定期間口座も凍結され出金ができなくなります。
銀行の借金を保証会社が代わりに支払うことを「代位弁済」と言いますが、この代位弁済をされた時点でブラックリストに載ります。
代位弁済がされる可能性があるのは

  • アコム返済中・銀行返済中
  • アコム完済・銀行の支払い滞納中

の場合ですので心配な方はアコム・銀行共に完済してからの請求がいいです。
そもそも銀行を完済していれば代位弁済という問題は起きません。

マスターカード問題

アアコムはACマスターカードというクレジットカードを発行しています。
キャッシングを完済していても、クレジットカードでショッピング利用中という場合には、過払い金とショッピング残高で相殺されます。
相殺の結果=ショッピングの金額のほうが大きい場合は残額を任意整理することになってしまいブラックリストに載ります。ブラックリストの影響がでれば他社のカード等にも影響がでることになります。

(ショッピング50万-過払い金30万=20万円を任意整理することに。)
過払い金のほうが多くショッピング利用分も全て相殺できる場合か、キャッシングとショッピング共に完済してからの請求をすればこのような問題は起きません。

アコムへ過払い金請求や任意整理(返済中での手続き)をすると、現在のアコムのカード(ACマスターカード)は自動解約になり使えなくなるというデメリットもあります。

Memo

返済中での手続きは任意整理とよばれ、完済後の過払い金請求手続きとは異なります。なお長期間返済中の方で調査の結果、借金がなくなり過払いの状態であればブラックリスト(信用情報)のデメリットなく請求することができます。

※完済後での手続きであれば他社のカードには影響はありません。

私的和解問題

アコムとの取引中に、利息をなくしてもらったり、もう返済をしなくてもいいという内容で和解をしていることがあります。

アコムと私的和解をすると過払い金が発生していても取り戻すことができなくなる可能性があります。
なぜ過払い金を取り戻すことができなくなる可能性があるかというと、私的和解の際にはアコムと和解書を交わすのですが、和解書にはこれでお互いに債権債務はなしにするという内容の清算条項というものが記載されていて、アコム側から見た場合の債務が過払い金を指します。
お互いにもう請求しませんという内容の和解をしている以上、私的和解後に過払い金を請求しても回収することは難しくなるということです。
利息がなくなったり、返済をしなくていいと言われれば飛びついてしまうお気持ちもわかりますが、すでに過払いになっている場合もありますので、まずは一度専門家に相談すべきでしょう。

アコムの過払い請求を相談する事務所はどう選ぶのか

アコムへ過払い金請求するにあたって専門家へ相談したいけど、インターネットで検索すると事務所が色々とでてきて、どこに相談すればいいのか困惑される人は大勢いらっしゃいます。

弁護士、司法書士と言っても過払い金請求を取り扱っている事務所の中にはあまり良い評判を聞かない事務所もあり、事務所ごと良し悪しがあります。

また、最初は他の事務所に頼んだけど、対応があまりに酷かったためそちらをキャンセルし別の事務所へ依頼するケースもありますが、着手金等支払っている場合には返金されない可能性があります。

Memo

最初に良い事務所を選ぶことが重要になりますので、相談する事務所を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介させていただきます。

アコムの過払い金請求は司法書士か弁護士どっちがいいの?

アコムに限ったお話しではありませんが過払い金や債務整理を扱っている専門家には弁護士と司法書士がいます。
弁護士は皆さんご存知ですが、司法書士の方は聞いてもピンと来ない人も多いようです。

最近はテレビやラジオのCMで「法務大臣認定司法書士」と連呼しているので、ある程度知名度は上がって来てはいるようですが・・・

弁護士と司法書士でどちらを選べばいいのか?手続き内容に違いはあるのか?弁護士と司法書士では依頼する費用に違いはあるのか?

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※最終的には評判の良い弁護士司法書士、評判の悪い弁護士司法書士もいますので一概にどっちがいいとは言えないところです。

下記にて弁護士と司法書士の違い等詳しく解説していますので、相談をする前にどちらを選べばいいのか?参考にしてください。

アコムへの過払い金請求の費用

アコムへ過払い金請求をする場合、多くの人は専門家へ依頼しますが弁護士や司法書士の専門家へ依頼する場合には費用がかかります。一言で費用と言っても事務所ごと色々な名目の費用がありますし、弁護士と司法書士によっても名目が変わったりします。

安いと思っていたのに、色々な名目で費用が差し引かれて結局高くつくということも多いようです。

Memo

※事務所に依頼する際にかかる費用についてはすべて一律の費用ではありません。
費用設定にはある程度の指針は設けられていますが、事務所ごとに異なります。

それでも弁護士・司法書士という職業柄から、どこもそんなに費用の差はないだろうと思っている人も多いですが、内容によっては数万円~数十万円も費用に違いがでますので、依頼する事務所を選ぶ際はまずは費用の比較をすべきです。

アコムへの過払い金返還請求のまとめ

アコムへの過払い金請求をした場合の対応をまとめましたが、アコムは消費者金融の中では他社と比べて良心的な対応を行っている業者ではあります。
しかし大手ならではの銀行との繋がりや、クレジットカードを発行していることから、アコムへの過払い金請求には多少注意が必要になります。

裁判をしない場合は比較的短期間でお手元に返金することができますが、全額の回収はできません。
金額を重視されるなら裁判所をとおして請求したほうがいいでしょう。

どれくらい戻ってくるのか?