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アイフル過払い金の回収目安・期間・手続きの流れ・デメリット

テレビCMで「そこに愛はあるんか?」と女優に言わせているアイフルですが、アイフルの過払い金交渉に愛はありません。

移送、調停、控訴、債務者不存在訴訟、大量の準備書面など、これでもかと言わんばかりの嫌がらせのオンパレードで交渉を遅滞させます。
時間稼ぎのためなら何でもしてくるのが、アイフルという業者の実態です。

「スピード解決したいなら大幅な妥協が必要」
「徹底回収を望むなら長期化は不可避」

アイフル過払い金交渉では、この2点をまず押さえてください。
こちらでは、アイフル過払い金の特徴、回収額と期間の目安、手続きのシミュレーション、注意点やデメリットに関してご説明します。
アイフルが法定利息に改めたのは2007年8月からで、過払い金が発生するのはそれまでに新規契約を交わした方です。

アイフル過払い金の特徴

過払い金の回収額を大きく左右するのが、業者の財政状況と経営方針です。
単純に、資金繰りがよい業者は過払い金の返還にも前向きです。
アイフルの対応がすこぶる悪いのは、単に資金に余裕がないからといえます。
独立系だから、イメージを重視しなくてすむ面も大きいでしょう。

単独経営の消費者金融はメガバンク系と異なり、倒産や経営破綻などの懸念がつきものですが、今のところアイフルにそのリスクはないようです。
一時期、アイフルには「武富士の二の舞か?」とささやかれたことがありました。

ADRの申請で倒産の噂も

アイフルは2009年12月、事業再生ADR手続きを申請しました。
ADRとは、裁判所を介さない紛争解決手続きのことで、破産リスクのある企業が債務免除や支払い猶予を目的に申し立てることがあります。
アイフルがADRを申請したのは、グループ負債総額約2800億円について、債権者である金融機関に返済猶予を求めるためです。

この状況は、アイフルの経営が非常に苦しかったことを物語っています。
同社が経営悪化に陥った理由として、過払い金利息返還額の増大、金融庁による行政処分の影響、リーマンショックをきっかけとする資金繰りの悪化、などが指摘されていました。

そんな危機も、2014年に「経営再建中のアイフル、金融支援の継続で銀行団と大筋合意」との報道をきっかけに、ひとまず収束を迎えます。
その後は経営も軌道に乗り、黒字収益を出すなど、業績も好調のようです。

経営はひとまず安定も・・・

倒産の危機は乗り越えても、アコム、プロミスと比べたらアイフルは決して安泰とはいえません。
何にも増して値切る戦略で、請求書一枚送るだけの電話交渉だと5割の和解で手を打とうとします。

訴訟に持ち込んでも、判決結果に対してはしたがいますが、争点があれば控訴も辞さない構え。
ほとんど嫌がらせのように裁判手続きの長期化作戦に出てきますが、訴訟結果にはほとんど影響しません。
依頼者や弁護士・司法書士に揺さぶりをかけるだけが狙いです。

これらの対応はあらゆる金融業者のなかでも特異といってよく、入金までの期間が長くなる一因ともいえます。
2019年現在、アイフル過払い金のスムーズ返還はかなり厳しいのが実情です。
我慢して判決まで勝ち取れば、アイフルであっても100%の元本を取り戻せます。

問題は、判決にたどりつくまでのさまざまな時間稼ぎ、「移送」「答弁書による反論」「調停」「控訴」などにも動じない冷静さと忍耐力をキープできるかどうか、です。

これらの法定手続きによっては、裁判所から書類が送付されるケースもあり、家族に内緒で借金をしていた方は予期せぬトラブルに見舞われることも。
あきらめず徹底回収をするかは、このあたりのリスクを引き受ける覚悟があるかどうかで決まってくるでしょう。

アイフル和解の方法と回収額の目安

アイフル過払い金の回収額は、任意和解と訴訟和解で大きく異なります。
妥協とスピード解決が前提の任意和解では、スムーズに対応。

その反面、訴訟を起こして徹底回収の方針を打ち出す事務所に対しては、どこまでも抵抗。
金額を取るか、円満解決を選ぶかのふたつにひとつです。

アイフル過払い金の返還金目安(裁判なし・裁判あり)

相澤法務事務所での、対アイフル過払い金交渉の実績をもとに、回収額と入金期間の目安を以下に記します。

【アイフル過払い金の返金割合と期間の目安】

スピード回収コース
(裁判なし)
じっくり回収コース
(裁判あり)
返還割合 40~60% 100%+利息
返還期間 2ヶ月 8ヶ月~1年

スピード回収コース

「長引くのは嫌だから、回収額を下げて交渉してほしい」
このようなご要望の場合は、アイフルと電話交渉のみで解決を図ります。

先方担当者に、過払い金の計算額の40~60%の範囲の請求額を提示。
アイフル相手の任意交渉は、このあたりが和解水準です。
入金までの期間はおよそ2ヶ月で、決して遅いとはいえません。

じっくり回収コース

アイフル相手の過払い金請求で満額回収を目指すなら、訴訟提起は絶対必要条件です。
手続き期間が長引くデメリットはもちろん、裁判所から本人宛に郵便物が届く可能性に考慮していただき、それでもよいという方にご案内します。

じっくり回収の場合、判決までもつれることを想定して、長くて1年。
ただし、取引の分断をはじめとするさまざまな争点を持ち出され、控訴にいたればさらに長引く可能性がありますので、そのあたりを含めてご依頼ください。

アイフル過払い金請求手続きの流れ

アイフル過払い金請求のポイントは以下の3つ。

アイフル過払い金交渉の傾向

1. 厳しい予算のなかで交渉する独立系業者だけに、ハードな展開が予想される
2. 訴訟後は、移送、控訴など焦らし戦術に要注意
3. 回収額を5割程度まで下げられるなら、スピード解決に協力してくれる

下記の条件で、アイフル過払い金返還交渉をシミュレーションしてみましょう。

回収見込み:100万円・利息30万円(年5%)

<交渉前の準備>
取引履歴を自分で取り寄せた場合、その後の手続きがスムーズ。

<回収方法>
スピード回収orじっくり回収。じっくり回収を選ぶと、解決まで1年を要するケースも。

<入金日>
アイフルの場合、任意和解で合意できるなら入金もはやい

【相澤法務事務所の報酬】

基本報酬 なし!
成功報酬 裁判なし:18% 裁判あり:23%
着手金
減額報酬
その他費用
一切なし!

相澤法務事務所では、成功報酬以外の費用を一切いただかない方針で、アイフル過払い金返還交渉をお引き受けします。

まずは電話などでご相談

お電話にて、アイフル過払い金請求のご相談を承ります。(※無料web診断もご利用可能です)
アイフルといつから契約を交わし、どれくらいの期間借入をして、総額いくら借りたのか、分かる範囲で答えていただきます。

なお、アイフル過払い金の発生は、グレーゾーン金利で借りていた取引期間に限定されます。
この時点で取引履歴の取り寄せを済ませ、かつセルフ計算で回収額も判明している状況であれば、その後の手続きは非常にスムーズです。

取引履歴の開示

アイフルの取引履歴の取得期間は、平均40日です(2019年5月時点)。
最近の傾向をみると、アイフルの取引履歴の開示は遅れ気味で、少し読めないかもしれません。
しかも、弁護士・司法書士が請求するとさらに遅らせることをするようです。
個人で請求するほうがはやいケースもあるため、お急ぎの方は事務所を介さず直接請求のほうがよいでしょう。

過払い金額の確定

取引履歴の到着後、約1~2ヶ月でアイフル過払い金の計算調査が完了。
計算結果は速やかにご報告し、今後の流れについても説明いたします。

この時点で、任意交渉および裁判交渉それぞれの回収見込み(額と入金時期)も依頼者に伝達し、注意点なども合わせてお伝えします。

事務所での面談

過払い金請求を依頼する場合、本人確認のため必ず1回は有資格者と面談しなければなりません。
面談時に、アイフル過払い金請求に要する費用や入金までの目安、およその回収額見込みについてご説明し、分からないことがあればご質問にもお受けします。

また、裁判なしのスピード解決を望むのか、訴訟提起して少しでも多く回収額を引き上げるのか、回収方針を決定。
いずれの選択をしても、依頼者の方は納得したうえで交渉をお任せできるシステムです。

返還交渉

これまでの経緯をご説明しますと、相澤法務事務所では従来の交渉方針を変更し、アイフル過払い金について2016年より裁判交渉も検討してきました。
これにより依頼者の選択肢が増え、幅広いニーズに対応できた一方、円満解決が難しいケースも多々ありました。

さまざまな事務所が伝えるとおり、アイフルは移送や控訴など時間稼ぎ戦術を乱発する特徴があり、場合によっては依頼者が不利益を被ることもあります。
このような状況で原則通りの徹底回収を貫くのは、事務所にとっても依頼者にとっても好ましくないと考えます。

相澤法務事務所は、どんな業者を相手にする場合も「円満解決」がモットーです。
これまでの経験上、「業者ともめるのは好まない」依頼者が多数を占めることも分かりました。
裁判の長期化、後味の悪い展開、これらを望まないとする依頼者が多い現実を踏まえ、当事務所としてはアイフル相手に徹底回収しないというのが基本姿勢です。

同社に対し、満額回収をご希望の依頼者に対しては、はじめから徹底回収を打ち出す弁護士事務所への相談をおすすめいたします。

【アイフル過払い金返金比較】

裁判なし 裁判あり
過払い金回収額 30万円 53万円
過払い金報酬 5万4,000円
(18%)
12万1,900円
(23%・裁判費用込み)
返金額 24万6,000円 40万8,100円

【裁判所でのアイフル対応】
訴訟提起後の訴外和解なら、過払い金元本の5割~6割
控訴、移送申し立て、債務不存在などありとあらゆる時間稼ぎの戦法を用いてくる
争点がなくても反論・抵抗を繰り返して、執拗な減額を要求

入金

対アイフル過払い金請求において、裁判する・しないで入金までの期間が大きく異なります。
訴訟なしのスピード回収を選ぶと、交渉開始から1ヶ月程度で入金があります。

一方、訴訟提起し、第1回口頭弁論、第2回口頭弁論を経て(場合によっては1回のみ)電話交渉による和解を目指す場合、交渉開始から入金までは8ヶ月以上。
判決まで待つ場合、1年以上の時間を要するでしょう。
移送や調停などの先手を打たれたら、入金日はさらに延びるかもしれません。

完了

和解書、領収書、取引履歴原本などの完了書類を返却し、終了です。
返却方法は、郵送または来所いずれかの方法を選べます。
こちらの書類は、過払い金返還交渉の結果確認と、業者との間で最終的に和解したことを証明するうえで重要です。

アイフル過払い金請求のデメリット

本来、完済時の過払い金請求にデメリットはほとんどないのですが、アイフルの場合は例外です。
その大部分は、時間稼ぎのためのさまざまな手法を用いてくる点にあるでしょう。

時間稼ぎ行為に注意!

アイフルは、裁判手続きの煩雑さを利用して、時間稼ぎとも思える行動に出てきます。
具体的には次のような手続きです。

移送申し立て

移送とは、訴訟提起する裁判所の変更を申し立てる手続きのことです。
通常、訴訟は被告・原告いずれかの住所地にある裁判所が管轄となります。

東京の業者を相手取り、東京の依頼者(事務所)が原告として訴訟提起する場合、管轄は東京地方裁判所です。
アイフルは、本社が京都であることを理由に、地元の裁判所で訴訟したいという申し立てをしてくるのです。
このアイフルの申し立ては認められません。

認められないと分かっていながら移送を申し立ててくるのは、裁判期日が増えて依頼者や事務所をうんざりさせる狙いがあるからです。

控訴

第1審判決内容が不服として、上級裁判所で再度争うために申し立て手続きすることを、控訴といいます。
アイフルは、第1審敗訴の結果を受け入れずに控訴してくることがありますが、これもやはり時間稼ぎのため。
控訴されると裁判は継続、争いが続くうちは入金もされません。

また、依頼先が司法書士事務所であれば、簡裁で決着が付かなかった時点で役目終了となり、地裁に進むために弁護士事務所に切り替える必要があります。
「面倒くさい相手だな」と思われるでしょうが、それこそがアイフルの意図するところです。

債務不存在の確認訴訟

アイフルは、過払い金返還訴訟に対して、「一定額を超えて過払い金は存在しない」と主張する訴訟を逆に起こしてきます。

「債務は存在しない」と主張するための確認訴訟を起こすというもので、先手を打つことで訴訟を起こさせない狙いがあります。
これもただの焦らし作戦にほかなりません。

調停の申し立て

調停とは、裁判所の調停委員会を介して行う訴外の和解交渉です。
アイフルは、調停の場に依頼者本人を呼び、1対1で話し合おうとします。

もちろん断ってもよいのですが、審理期間への影響は確実です。
併せて、本人宛の郵送物にも注意が必要です。

答弁書・準備書面

被告側は、原告の主張に対し、答弁書や準備書面を通して反論できます。
これらを小出しにするのがアイフルの手法で、結論がすでに出ている論点を蒸し返すような主張すら繰り返します。

もちろん、分かっていてやっているわけですが、時間稼ぎのためならどんな労力もいとわない相手であることが分かります。

自宅に郵送物が送られてくる可能性も

控訴や債務不存在の確認訴訟、調停申し立てをしてこられると、本人宛に郵便物が直送される恐れがあります。
消費者金融からの借金を家族に内緒にしていた方にとって、これらはナーバスな問題です。
アイフルがこのような手段を選ぶとは知らないで、徹底回収をお願いすると思わぬ反撃を受けることになります。

嫌がらせとも思える行為をしてくるのは、事務所と依頼者との分断が狙いであることは間違いありません。
これらの行為はすべて法律の範囲内のため、法的手段に訴えてやめさせることもできないのです。

事を荒立てたくないと考える依頼者が多いことを考えあわせ、アイフル相手の過払い金請求はなるべく円満な解決を目指していきます。

アイフル過払い金請求 Q&A

Q:アイフルで過払い金が発生するのはいつまでですか?

A:2007年7月31日までにアイフルと新規契約した方は、過払い金が発生します。

アイフルは2007年7月31日までグレーゾーン金利で貸し付けをしていたため、当該期間に取引をされていた方は過払い金が発生します。

アイフルは2007年7月までの利率は28.83%で、取引期間が長い人ほど返金は高額となるでしょう。
法定利息への切替直前に借入をはじめた方でも、過払い金が少額とは限りません。

2007年7月31日までに契約した方は、いつまで高金利で借りていたのか調べてみないと分からないため、取引履歴の開示を請求して詳細を調べる必要があります。
過払い金は完済から10年経過で時効となるため、請求がお済でない方ははやめの手続きをおすすめします。

Q:アイフルの取引履歴開示請求を自分で行うのは難しいですか?

A:簡単です。直接請求のほうが手続きははやまります。

通常、どの業者も取引履歴の開示期間において、専門家と個人でそう違いは見られません。
アイフルの場合は例外で、個人からの請求に対して約2~3週間はやまる傾向です。

直接電話して、「契約当初からの取引内容が知りたい」と申し出て、本人確認(名前・生年月日・住所など)に問題なければ開示に応じてくれます。受け取り方法は郵送が基本です。

取引履歴を持参いただくと、そのまま請求をかけられるため、過払い金の返還もはやまるメリットがあります。
時効間際、あるいは1日でもはやい現金調達が急がれる場合は、個人での取引履歴の開示請求をおすすめします。
もちろん、時間に余裕のある方は相澤法務事務所に依頼していただければ、無料にてお引き受けします。

Q: 旧ライフカードの請求先はアイフルなのでしょうか?

A:旧ライフカードはアイフルに吸収されたため、請求窓口はアイフルです。

旧ライフカード(株式会社ライフ)は現在、アイフルグループのクレジットカード会社へ移行しています。
ライフは2000年5月に会社更生法の適用を受けていますが、倒産はしていません。

そのため、旧ライフカードへの過払い金請求は今でも可能です。
同カードの過払い金返還はアイフルが担当窓口となっているため、請求先はアイフルとなります。
注意点はアイフル同様対応が厳しいことで、過払い金の返還水準は任意和解で60%が限界です。

旧ライフのショッピング枠の利用がある状況でアイフル過払い金を請求した場合、ショッピング枠の残債は過払い金と相殺されます。

また、その後のショッピング枠は利用できなくなる点に注意が必要です。
ちなみに、旧ライフカードで過払い金が発生するのはキャッシング枠のみで、ショッピング枠は過払い金の対象外です。

なお、取引履歴の開示期間などの条件も、基本的にアイフルと同じです。
回収額の目安、裁判での対応、入金までの期間など、ほぼすべてアイフルと同じとみてよいでしょう。

Q:アイフル過払い金請求は個人でもできますか?

A:個人でも請求可能ですが、かなり厳しい展開が予想されます。

対アイフル過払い金返還交渉は、専門家ですら手を焼くくらいですから、個人による回収は大変な困難が予想されます。

裁判せず話し合いによる交渉だと、過払い金元本の1割程度しか戻ってこないといわれます。
どうしても本人交渉にこだわる場合は、面倒でも裁判をするべきでしょう。

訴状の書き方、集める書類については、簡易裁判所の相談センターでレクチャーしてくれます。
裁判官の判決を得ることで、本人訴訟でも過払い金元本の10割、利息も返還されます。
判決による効果は、専門家でも個人でも変わりません。

ただし、アイフルは裁判で時間稼ぎのためのあらゆる手段を講じてくる業者です。
争点がなくても反論書を用意してくるくらいですので、かなりの長期化が予想されます。

1年~2年はじっくり腰を据えて、訴訟の準備に時間を費やし、相手がどんな無茶を言ってくるかシミュレーションをすることも必要でしょう。

アイフル対手に本人訴訟に臨む場合は、どんなに時間がかかっても、どんな嫌がらせを受けても問題ないと覚悟を決めたうえで手続きを進めてください。

Q:アイフルの遅延損害金主張とは何ですか?

A:1日でも返済が遅れた場合、過払い金の引き直し計算結果にも影響があると主張してきます。

過去、アイフルとの取引のなかで支払い遅れがあった人は、過払い金の返還訴訟で「遅延損害金が発生しているため、この請求金額は不当」と主張されるかもしれません。

さまざまな論点を持ち出してわずかでも過払い金の減額を狙うアイフルは、遅延損害金を根拠に大幅な減額を求めることがあるのです。

つまり、過去アイフルとの取引で、返済が1日でも遅れた状況があると、遅延損害金を過払い金の引き直し計算に反映させるべきと主張してきます。

かりにこれが認められると、延滞日数が多いほど過払い金額が減ってしまうのです。
この主張もまた、アイフル特有のごね得狙いにほかなりません。
わずか1日でも遅延があれば損害金の発生を主張してくるため、心あたりのある方は注意してください。

Q:アイフルの不動産担保ローンも過払い金請求の対象ですか?

A:契約内容によっては論点となります。

不動産担保ローンとは、土地やマンションなどの不動産を担保にお金を貸し出すカードローンです。
一般的に、キャッシングは無担保・保証人なしで借りられるサービスですが、アイフルなど一部の消費者金融は不動産担保の個人融資をしています。

通常、いきなり自宅を担保に入れるキャッシングユーザーはまれです。
消費者金融と取引するなかで、高額な借入が必要になった場合、カードローンから不動産担保ローンに切り替える、というパターンが一般的でしょう。

この不動産担保ローンですが、利率次第で過払い金が発生するケースがあります。
ここで問題なのが、カードローンからの切替を行った取引は、一連計算とするのか、切り分けて計算するか、ということ。

前者の計算であれば過払い金が多く発生しますし、分けて計算となれば過払い金は大幅に減額されます。
アイフルは、カードローンと不動産担保ローンがつながっている取引をどのように計算するかという論点を持ち出して争ってきます。

ちなみに、最高裁判所は平成24年9月11日判決で、担保のない通常借入から不動産担保ローンに変更した場合、特段の事情がない限り通常借入の過払い金は不動産担保ローンの借入金には充当しない、との結論を下しています。

Q:アイフルに過払い金請求すると、嫌がらせでブラックリストに登録されるのではないですか?

A:完済後の請求であれば、その心配はありません。

過払い金請求のブラックリスト・リスクは、返済中のケースであてはまります。
債務者の特定情報をどのように管理するかは、金融庁が監督する信用情報機関にその権限があります。

たとえアイフルが嫌がらせを目的に過払い金請求者をブラック扱いにしたくても、信用情報の登録ルールに反すれば認められないはずです。

ちなみに、相澤法務事務所はアイフルに対し、「信用情報についての流れ」を確認しましたが、現在まで正式な回答は得られていません。
あくまで一般論ですが、完済後の過払い金請求であればブラックリスト入りするデメリットはないと考えられます。

どうしても正確な回答が欲しいという方は、アイフルもしくは信用情報機関への直接お問い合わせをおすすめします。
なお、自分がブラックリスト対象かどうかは、信用情報機関に照会を頼めば確認できます。

Q:アイフルの倒産はあり得ますか?

A:今のところその兆しはありません。

2009年にADRを申請し、倒産が危ぶまれたアイフルも、事業再生に成功して現在は黒字収益との情報もあるくらいです。

ADR申請後、大規模リストラや店舗の統廃合、広告費の削減、空き店舗の処分、システム開発による業務の効率化などを通してコストを大幅に削減。
自粛してきたテレビCMも再開、有名タレントを起用してイメージアップに成功し、新規契約者数も徐々に増加しました。

これらの経営努力が実を結んだ結果、業績が回復、金融機関からの借金も完済したといわれます。
2014年6月、アイフルは「事業再生計画期間の終了および金融支援の継続に関するお知らせ」を発表。

これを機に、アイフル倒産説は一気に払拭されました。
とはいえ、アイフルが独立系の企業であり、アコム、プロミスと比べたら圧倒的に財政力が弱いところは変わりません。
倒産によって過払い金の請求権が消滅する危機はなくなりましたが、返還訴訟は以前厳しい状況が続くと予想されます。

Q:アイフルから1割で提案されることもあるらしいですが、本当ですか?

A:そのような話はあります。取引履歴をご自身で取り寄せる際は要注意です。

アイフルに対し、取引履歴を直接請求する依頼者は、電話口での「1割和解提案」に要注意です。
アイフルの担当は、個人の依頼者が電話で取引履歴の取り寄せを請求した際、過払い金額を打ち明け、「1割返還に合意していただければ、今月中にお支払いできます」という提案をしてくるそうです。

相手の無知を利用する悪質なやり口で、安易に和解してしまうと大きく損することになります。
判断に迷う場合は、即断せずに「とりあえず取引履歴を開示してもらい、その後考えたい」と断るのが賢明です。
一度業者と和解してしまうと、それを白紙に戻すのは大変困難です。
1割和解に納得できないのなら、はっきりと断り、弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。

Q:アイフル相手であれば、弁護士事務所に頼めばよいでしょうか?

A:弁護士に頼むとすれば、誠実で費用も安く、要望を聞いてくれる事務所への依頼がベストです。

アイフルが過払い金返金に激しく抵抗するのはどの事務所を相手にしてもみられる傾向で、弁護士・司法書士の違いも関係ありません。
アイフル案件が地裁まで進む恐れがある点を考えると、弁護士事務所に最初から依頼したほうがスムーズなのは確かです。

取引の分断など複雑な論点が多いときほど、控訴される可能性は高く、弁護士事務所への依頼が妥当かもしれません。

とはいえ、すべての弁護士事務所が信頼に値するわけではないため、その点は慎重に選ぶ必要があります。
法律事務所選びのポイントは、まず料金がリーズナブルかどうか。
着手金を取らない、減額報酬やオプション費用など余計なコストがかからないか、しっかりチェックしましょう。

もしアイフル過払い金の徹底回収を希望するなら、それを実現してくれる事務所でないと意味がありません。
実力の有無を確認するには、事務所㏋などで実績を調べるとよいでしょう。
「利息も含め、過払い金全額取り戻してください」とはっきり要望を伝えることも大切です。
弁護士事務所のなかには、裁判の長期化を嫌がって中途半端に和解するところもあるため、方針の共有は欠かせません。

大手消費者金融の中では過払い金請求への抵抗は非常に激しいアイフル。
アイフルはアコム・プロミス・レイクと同じぐらい有名な、いわゆる大手貸金業者ですが、CMの印象とは違い裁判をすると嫌がらせとしか思えないこともしてくる会社です。
なんとなくで過払い金請求をすると思わぬデメリットが発生してしまうこともあります。

アイフルでの過払い金発生目安

過払い金は法律以上の利息(20%以上)で支払っていた方に発生しますのでアイフルで借りていたからといってすべての人に過払い金が発生するわけではありません。
アイフルは2007年8月1日に法律内の利息に見直しておりますので、2007年8月1日以降に取引を開始したという場合には過払い金は発生しません。

現在からですと、10年ほど前から借りていたという方に過払い金が発生するということになります。

Memo

2007年8月1日以降に新規で取引を開始した場合には過払い金は発生しませんが、それ以前から取引していた場合にすべての人が2007年8月1日に一斉に金利が下がったわけではありません。
以前取引があった場合は現在も最初の契約どおりの高金利で取引を続けている方もいらっしゃいます。

アイフルでの過払い金回収までの期間

アイフルと任意の話し合いで過払い金を取り戻す場合、返金までの期間は早いです。

取引履歴到着まで
平均30

受任通知送付から取引履歴到着まで平均1ヶ月弱です。

他の業者の取引履歴送付期間は2週間ほどですので取引履歴の送付は遅いです。

請求書送付~和解成立まで
平均7

アイフルへ請求書を送ってから1週間ほどで和解が成立します。

和解から返金まで
平均30

返金までの期間は和解内容にもよりますが、和解から1ヶ月~3ヶ月での返金となります。

和解から1ヶ月後の返金というのは他の業者よりも早い対応です。

日数まとめ
平均67

アイフルへの過払い金請求をして、和解で解決する場合は早い場合は2ヶ月ほどで過払い金は返金されます。

和解での返金の場合は他社と比較して早い対応をしてくれる業者ですが、返金額はとても少なくなります。

当事務所での2016年の直近の解決事例
受任日 和解日 入金日
6/26 7/28 8/26
6/15 8/2 9/2

裁判をせずに回収をする場合は上記のとおり2、3か月で回収できている状況です。
しかし、裁判所をとおして請求する場合は上記のとおりではなく時間が非常にかかります。

アイフルからの過払い金回収(和解・訴訟)

過払い金を回収するには裁判を通さずに任意の話し合いで和解をする方法と、裁判所を通して請求をする方法があります。2つの請求方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

和解

  • 元金40
  • 2ヶ月後の返還

元金の
40%

アイフルと和解をする場合、上記のとおり返金までの期間については早いです。
しかし、和解で解決する場合は一般的には過払い金の半分にも満たない金額でしか和解はできない業者です。
この返金額は他の業者と比べてもかなり低い割合です。もちろん利息も返しません。
それ以上の金額を回収するとなると裁判を起こす必要があります。

訴訟

  • 満額
  • 4~8ヶ月後の返還

元金の
満額+α

和解では金額に納得いかないという場合、裁判が必要になりますが、アイフルに対し裁判を起こすとあの手この手で裁判の引き延ばしを図ってくるので、他社と比べ非常に時間がかかります。
判決までは半年ほどですが、アイフルは控訴をしてくることも多いです。
控訴された場合は回収までに1年程時間がかかります。

Memo

過払い金の利息

過払い金には年5%の利息が付きます。その利息と借入元本をその都度相殺することを充当計算と言い、利息を充当しない計算方法を非充当計算とか棚上げ計算と言います。充当計算の方が過払い金は多くなります。

他の業者であれば裁判をすると和解提案の条件が良くなったりもしますが、アイフルについては裁判をしてもあまり良い条件の和解提案はでてきませんので、利息含めた充当満額を回収するとなると判決が必要になる場合があります。
※裁判をしても代理人が訴状の作成や裁判所への出頭を行いますので、依頼者の方が裁判所に行く必要はありません。

アイフルへの過払い金請求固有のデメリット

アイフルへ過払い金請求をした場合のデメリットとしては、任意の和解では半分も過払い金が返ってこないという点がまず挙げられます。
その他のデメリットはアイフルに対して裁判をして過払い金を請求すると、嫌がらせとしか思えないようなことをしてくるということです。

アイフルへ裁判をした場合の問題点

まず、裁判所をアイフルの本社がある京都に変更しろと言ってきます。裁判所の変更はほとんど認められることはありません。裁判を長引かせるためだけに行っている主張です。

そのほかにも、本人に対して債務不存在確認訴訟をしてきたりもします。
※本人に対し訴えを起こされると、ご自宅に裁判所から書類が届くことになるので家族に秘密にされている方は注意が必要です。

Memo

※本人に対し訴えを起こされると、ご自宅に裁判所から書類が届くことになるので家族に秘密にされている方は注意が必要です。

アイフルの過払い請求を相談する事務所はどう選ぶのか

アイフルへの過払い金請求では、事務所ごと方針を設けていることが多いです。

Memo

事務所によっては絶対に裁判はしないで和解をする方針であったり、逆に絶対に和解をせず徹底的に裁判で争うという方針をとっている事務所があります。

最初からご自身の方針が決まっていて、その方針と事務所の方針が合っていれば問題ないですが、ほとんどの人は事前に方針は決まっていないでしょうから、そのような場合は柔軟な対応をする事務所を選んだほうがいいでしょう。

アイフルの過払い金請求は司法書士か弁護士どっちがいいの?

過払い金請求を依頼する専門家には弁護士と司法書士がいます。どちらも大きな違いはありませんが、弁護士と比べ司法書士には扱える範囲に制限があります。

Memo

1社で過払い金が140万円以上発生している場合は司法書士は代理人にはなれません。

また、アイフルの場合は判決後、控訴してくる可能性が非常に高いですが、控訴された場合も同様に司法書士は代理人にはなれません。

アイフルへの過払い金請求の費用

アイフルへ過払い金請求をする場合、弁護士や司法書士の費用については事務所ごとに異なります。

Memo

弁護士、司法書士共に費用についての指針がありますが、指針を大幅に超えた費用に設定している事務所もあります。

どのぐらいの過払い金を回収したかによりますが、費用が高い事務所と安い事務所での費用を比べると倍以上になったり、数十万円も費用に差がでる場合もありますので、なるべく費用は比較検討することをオススメします。

アイフルへの過払い金請求のデメリット

アイフルはアコムやプロミスのように銀行系の消費者金融ではないため、少し前までは倒産の危機が危ぶまれていましたが、現在は業績も悪いくはないようなのであまり倒産の可能性を言われることは少なくなった印象です。

また、過払い金請求自体にも、ほぼデメリットはないと言ってもいいぐらいですが、状況や人によっては多少注意点がありますので下記を参考にしてください。

アイフルへの過払い金返還請求のまとめ

アイフルに過払い金を請求すると、任意の話しあいでは半分程度しか回収できない、裁判をした場合も抵抗が激しく、嫌がらせのようなことも行ってくるので、他社と比較して過払い金請求への対応は非常に悪い業者と言えるでしょう。

アイフルに対する過払い金請求では任意の和解では半額程度の金額での和解しかできませんので、家族に秘密ではなくて、特に返金を急いでいないのであれば、裁判をされたほうがいいでしょう。

どれくらい戻ってくるのか?