オリコへの
過払い金返還請求

オリコへ過払い金を請求した場合、オリコはどのような対応をしてくるのか?
どのぐらいの期間で過払い金は返金されるのか?裁判をする場合と裁判をしない場合とに分けて解説します。

  • オリコ
  • 過払い金
  • まとめ

[更新]

対象

20073月以前から利用

満額回収

満額回収可

過払い金回収まで

6~8ヶ月

信販系大手のオリコ、クレジットカードや自動車ローン等、幅広く業務を行っているので利用している方はとても多い会社さんです。
クレジットカードが有名ですが、キャッシングサービスも行っていますので過払い金が発生する可能性があります。

オリコでの過払い金発生の目安

オリコでキャッシングをしていたからと言っても、絶対に過払い金が発生するものではありません。

過払い金が発生するかは利息次第になります。

Memo

法律での利息の制限(利息制限法)

10万円未満の借入=20%が上限
10万円以上100万円未満の借入=18%が上限
100万円以上の借入=15%が上限

上記の利息を超えて支払っていた場合だけ、過払い金は発生します。

オリコは2007年の3月頃には過払い金が発生しない、法律内の利息に見直していますので、2007年3月よりも前から取引があった場合だけ過払い金が発生するということになります。

オリコでの過払い金回収までの期間

オリコは過払い金の返金額についてはあまり減額を求めてくることなく、任意の話し合いでもある程度の金額を返金してくれる業者です。
しかし返金までの期間は他の業者と比べてもかなり遅い業者です。

取引履歴到着まで
平均14

受任通知送付から取引履歴到着まで平均23週間です。

他の業者で取引履歴を取り寄せると早いところでは1週間、遅いところでは3ヶ月程度かかりますので、取引履歴の送付は特段遅いというわけではありません。

請求書送付~和解成立まで
平均30

オリコへ請求書を送ってから和解が成立するまでの期間の平均は1ヶ月弱です。

和解成立までの期間は他の業者と比べ時間がかかります。

返金までの総日数
平均100

返金までの期間は和解内容にもよりますが、和解から半年以上先での返金となります。

和解から返金までの平均的な期間は23か月ですので、オリコの返金はとても遅いです。

日数まとめ
平均144

オリコへの過払い金請求をした場合にかかる期間としては以上のとおりです。

過払い金の返還については話しあいの場合でもある程度の金額を支払ってくれますが、返金までの期間は他の業者の追随を許さない遅さです。

オリコからの過払い金回収(和解・訴訟)

過払い金を回収するには裁判を通さずに任意の話し合いで和解をする方法と、裁判所を通して請求をする方法があります。2つの請求方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

和解

  • 元金100
  • ヶ月後の返還

元金の
100%

オリコと和解をする場合、過払い金元金をすべて返還するという内容での和解が多いようです。
しかし利息までの返金となると、訴訟をしないと返金に応じません。
また、裁判をすると和解の場合よりも金額が増える可能性があるのは当然ですが、返金までの期間も早まる可能性があります。
和解の場合の元金は利息非充当計算での元金です。

訴訟

  • 満額
  • 6~7ヶ月後の返還

元金の
満額+α

和解では金額に納得いかないという場合、裁判が必要になりますが、他の業者であれば裁判をすると和解よりも返金までの期間がかかりますが、オリコの場合は裁判をすると返金までの期間が和解よりも早くなる場合があります。
争点がない場合に返還までにかかる期間は6ヶ月~7ヶ月程度です。争点がある場合は回収まで更に期間がかかることになります。

Memo

利息充当計算

過払い金には年5%の利息が付きます。
その利息と借入元本をその都度相殺することを充当計算と言い、利息を充当しない計算方法を非充当計算とか棚上げ計算と言います。充当計算の方が過払い金は多くなります。

※裁判をしても代理人が訴状の作成や裁判所への出頭を行いますので、依頼者の方が裁判所に行く必要はありません。

当然、取引の期間が長ければ利息も多額になりますので、利息を請求するか、しないかで数十万円~数百万円も金額に差が出ることもあります。

オリコへの過払い金請求固有のデメリット

大手の信販会社であるオリコは幅広く業務を行っているので、何となしに過払い金請求を行うと意図せぬデメリットが発生してしまうこともあります。

オリコと銀行との繋がり

銀行のカードローン等では保証会社というものが付きます。
オリコはみずほ銀行のカードローンの保証会社になっていますし、その他の地方銀行でも保証会社をしていたりします。
オリコへ過払い金請求をする際に銀行の借入もあり、銀行の保証会社がオリコだと影響を及ぼす可能性があります。
具体的には銀行の債務を保証会社であるオリコが代わりに支払い(代位弁済)、債務額と過払い金とで相殺をする可能性があります。
代位弁済をされた時点でブラックリストに載ります。
当然、銀行を完済していれば代位弁済はされませんし、銀行の借入があっても保証会社がオリコでなければ全く影響はありません。

クレジットカード問題

オリコは色々なクレジットカードを発行していますので、オリコへ過払い金請求する際にオリコのクレジットカードでのショッピング債務が残っていると、過払い金とショッピングの残債とで相殺されます。
※ショッピングはそのままで過払い金だけを返金してもらうということはできません。
相殺の結果=ショッピングの金額のほうが大きくて債務が残る場合は、残債を任意整理することになりますし、ブラックリストに載ります。

Memo

返済中での手続きは任意整理とよばれ、完済後の過払い金請求手続きとは異なります。
相殺の結果、借金がなくなり過払いの状態であればブラックリストのデメリットなく請求することができます。

さらにオリコへ過払い金請求をすると、オリコのすべてのクレジットカードも解約になるというデメリットもあります。
※完済後での手続きであればブラックリストに載りませんので他社のカードには影響はありません。

自動車ローン

オリコは自動車ローン事業も行っていますので、自動車ローンを返済中の方がオリコへ過払い金請求をする際もデメリットが生じる可能性があります。

オリコの自動車ローンを返済中の状態で過払い金請求をすると、最悪の場合車を引き揚げられてしまう可能性があります。

オリコの過払い請求を相談する事務所はどう選ぶのか

オリコは信販系大手だけあり、オリコのクレジットカードや自動車ローンがあるとデメリットが発生してしまう可能性がありますので、なるべくなら過払い金請求の実績が豊富な事務所へ相談すべきでしょう。

また、任意の話し合いよりも裁判をした方が、金額も増え返金までの期間も早くなる可能性がありますので、きちんと訴訟をして回収する事務所を選択すべきです。

オリコの過払い金請求は司法書士か弁護士どっちがいいの?

弁護士と司法書士の違いは

  • 1社の過払い金が140万円以上になった場合
  • 控訴された場合

上記2つの場合に司法書士には代理権がなくなるということです。
特に争いがない事案ではオリコは無駄な控訴をしてきたりしませんので、結局のところ過払い金が140万円を超えた場合に、司法書士はご本人を代理することができなくなります。

オリコへの過払い金請求の費用

弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼すると費用がかかりますが、費用には注意が必要です。
というのも事務所ごと自由に費用を設定できますので、中には他の事務所の倍以上の費用をとる事務所もあります。
大量に広告を打っている事務所は費用が高くなる傾向です。相談の電話をする前に最低限HPで費用の比較をしたほうがいいでしょう。
また、費用はあらゆる名目でとられる場合があり、非常にわかり辛いと思いますので、下記を参考にしてください。

オリコへの過払い金返還請求のまとめ

オリコの過払い金請求への対応としては、裁判をしなくてもある程度の金額を返金していくる業者ですが、返金までの期間は他社と比較してもかなり時間がかかる業者です。

裁判をすると返金までの期間が長くなってしまうのが通常ですが、オリコは裁判をしたほうが返金までの期間も早くなる可能性がある業者です。

業者ごとの対応:オリコへの過払い金請求。ローンへ与えるデメリット

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