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過払い金の対象|自分は請求できる?発生の条件を教えて!

対象

過払い金のCMを見て、自分が対象かどうかすぐにピンと来る人は少ないかもしれません。

体験談でも、対象かどうかわからず請求を迷ったという声がちらほらあります。

こちらでは、そんな声をご紹介しつつ、過払い金請求の対象・発生の仕組みをご説明します。

自分が借りたときの「金利」「時期」「借入額」は過払い金請求の対象か?

「対象」を気にする体験談の声1

  • 自分は18%以上払っていないし対象ではないと思いしばらく放置。それでも無料だし調べてもらうことに
  • 自分が過払い金請求の対象になるのか、なったもしても、微々たる金額でそもそも依頼するのも失礼な額では
  • 過払い請求の対象は消費者金融で借入した場合のみ、実質年率が高くないキャッシングでも対象なのか
  • 業者との借入契約をした正確な時期を覚えておらず、過払い金請求の対象なのかが不安だった
  • いつからの返済分が返還対象なのかが不明だった
  • 実際に過払い金が発生していたとして自分が借りていた期間のどの時期が対象となっていてどれくらいの額になるのかというのが気になった

過払い金請求の対象になるのは? どんな仕組みなの?

司法書士
あいきんくん
過払い金請求の対象かどうかは、「金利」「借入開始の時期」「借入先の業者名」で見当がつくよ。
金利は20%以上、借入開始の時期は金利が引き下げられた2007年以前(平成19年)。そして対象の業者は20%以上の高い金利で貸し付けていたすべての業者が当てはまるよ。

金利とか返済の期間をよく覚えていない場合、どうすればいいの?

司法書士
あいきんくん
お金を借りた業者名さえわかれば、こっちで調べるから大丈夫。金利も借入・返済期間の情報もきっちり正確である必要はなく、大まかな内容で問題ないよ。

過払い金請求の対象になるのは、グレーゾーン金利(最高29.2%)で貸し付けられていた2007年以前の借金。

この時期に、現在の上限金利20%以上の金利でお金を借りていた人は、ほぼ間違いなく過払い金が発生すると考えていい。

ポイントは、金利と借りた時期。限度額や返済総額がいくらかに関係なく、20%以上の高い金利で借りて返済していた人は過払い金発生の確率が極めて高いと知っておこう。

ちなみに、対象であっても完済から10年を経過していれば時効になるため、請求権は消滅する。

だから、当時借りた覚えのある人は早めの調査を。

自分が利用した「消費者金融」「クレジットカード」は過払い金請求の対象か

「対象」を気にする体験談の声2

  • まず最初に気になったことは、エポスカードが過払い金の対象かどうかということ、また自身の使用していた時期がその対象期間に含まれているかどうかということ
  • ゼロファーストはすでに存在せず、請求の対象にはならないのではないか
  • 今回こちらの事務所に依頼した取引業者が大手信販会社ではないため調査対象となるのかも心配事の一つだった
  • 過払い金CMが流れていたときは消費者金融だけが対象だと思い気にせず。後で見た過払い金のチラシに実際のカードの写真がたくさん掲載され、そこで自分のカードも対象だとわかり申し込むことに

最初、過払い金請求の対象は消費者金融だけかと思っていた。クレジットカードも対象になるんだね。

司法書士
あいきんくん
そうだよ。ただしクレジットカードのキャッシング利用分のみで、ショッピングリボの利用分は当時から金利低かったから対象外。ここは区別してね。

いくら2007年以前の借金でも、金利が低いと対象にならないんだね。

司法書士
あいきんくん
そうなるね。他にも、銀行のカードローンやオートローンなども当時から法定金利だから、対象外だよ。「金利が高かったか、普通だったか」が、対象かどうかを区別する大きなポイントということだね。

過払い金請求の対象・対象外の違いを今一度ここにまとめるから、ぜひ参考にしてね。

過払い金請求の対象・対象外

対象
対象外
×
カードの種類
消費者金融系カードローン銀行系カードローン
目的ローン
取引形態
クレジットカードのキャッシング利用クレジットカードのショッピングリボ
契約開始時期
2007年以前に新規契約2008年以降の新規契約
契約終了時期
完済日から10年以内完済後10年を経過

過払い金が発生する主な業者

消費者金融クレジットカード
・アコム
・プロミス
・レイク
・アイフル
・CFJ
・シンキ
・エポス
・セゾン
・オリコ
・ニコス
・セディナ
・アプラス
・イオン
・ニッセン

「自分は対象じゃないと思っていたが…」「対象になるとわかっていたけど…」

「対象」を気にする体験談の声3

  • 延滞したこともあったので、過払い金の対象にはならないと思っていた
  • キャッシングも対象と知り、ずっと気にはなっていたが、過剰な宣伝、いいことしか言わないCMに“そんなオイシイ話なのか?”“うまいこと乗せられているのではないか?”という疑心が先に立ち放置
  • 数年前にテレビCMで有名な大手弁護士事務所に過払金の相談するも、電話口で過払金の対象ではないと言われた。使用していたのはビューカードや丸井のエポスカード。それから数年経ち、家のポストに入っていた他社の過払金チラシには、ビューカードもエポスカードも対象になる場合があると書いてあり、とても驚いた

「自分は対象・対象じゃない」と、自分で判断するのはよくない?

司法書士
あいきんくん
先ほど説明した情報があれば、およそ自分でも見当をつけることはできる。けど、昔の話だから記憶違いや勘違いの可能性もあるし、自己診断に自信がなければ僕たち過払い金請求のプロに診断をお願いするのがベストだよ。

でも、口コミなんかを見ると、「電話してもまともに答えてくれなかった」「対応が悪くてがっかりした」なんて声もあるから、電話するのも気が引けるというか・・・

司法書士
あいきんくん
過払い金の知識がないオペレーターに対応させる事務所もあるから、そういうところは要注意だね。仮にひどい対応をされたら、「ここには依頼しないほうがいいんだ」と見切りをつけて別の誠意ある事務所を見つければいい。事務所によっては、「診断=契約?」みたいな強引さを全面に出すところもあるから、慎重に選んでね。

最低限の情報があれば、対象かどうかの判断は本人でも難しくない。

過払い金の診断も無料でやってくれる事務所がほとんどだから、プロにお願いするのもアリ。

ただし、診断をオペレーター任せにする事務所はちょっと心配だし、軽い気持ちでお願いすると痛い目に遭うかもしれない。

費用や交渉力も含め、すべてをお任せできる実績豊富な事務所を探してから、診断をお願いしよう。

体験談にもあるとおり、ネームバリューや規模の大きさだけで選んで失敗した、という人は多く、注意が必要だよ。

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